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フットペグの交換
バイクにまたがる人

フットペグ交換の主な目的

バイクのフットペグ(ステップ)は、ライダーが車体を操作する上で、最も重要な接点の一つです。

純正のフットペグは快適性や汎用性を重視して設計されていますが、カスタムパーツとしてのフットペグに交換する主な目的は、操作性の向上とルックスの変更にあります。

特に、スポーツ走行や長距離ツーリングなど、特定の走行シーンに合わせてフットペグを交換することで、ライディングの質を大きく向上させることができます。

交換後のメリット

フットペグの交換によって得られるメリットは多岐にわたります。
一つは、後述する滑り止め性能の強化です。

雨天時や激しい加減速時でも足元が安定することで、車体との一体感が増し、より正確な車体操作が可能となります。
また、フットペグは車体のデザインの中でも目立ちやすいパーツであり、交換するだけで車体の雰囲気を大きく変えるドレスアップ効果もあるのがポイントです。

さらに、多くの社外製フットペグは、純正よりも軽量に作られていることが多く、車体の軽量化にもわずかに貢献します。
これらの小さな改善点が積み重なることで、ライダーはより快適でアグレッシブなライディングを楽しむことができるようになります。

ライディングを支える滑り止め性能と素材の比較

フットペグを選ぶ上で、最も重視すべき性能の一つが滑り止め性能(グリップ力)です。
滑り止め性能は、フットペグの素材と表面の形状によって大きく左右されます。

ゴム製

振動吸収性に優れ、快適性が高いですが、雨や泥が付着すると滑りやすく、スポーツ走行には不向きな場合があります。

アルミ削り出し(ローレット加工)

アルミを削り出して表面に細かな凹凸(ローレット)をつけたタイプで、ドライ路面でのグリップ力が高く、スポーツバイクによく採用されます。
見た目もシャープでカスタム性が高いのが特徴です。

ピンタイプ

複数の金属製のピンが突き出た形状のフットペグで、オフロードバイクによく見られます。
泥や水が詰まりにくく、あらゆる状況下で非常に高いグリップ力を発揮しますが、靴底へのダメージが大きいというデメリットがあることも念頭に置きましょう。

これらのうち、スポーツ走行を楽しむライダーには、グリップ力が確実に得られるローレット加工やピンタイプが推奨されます。
フットペグは常に足裏の荷重を受け止める部分であるため、素材の強度や耐久性も重要な比較ポイントとなります。

バンク角の確保とフットペグ交換による影響

フットペグの交換は、バイクを深く傾けたときのバンク角に直接的な影響を及ぼします。
フットペグは、車体を傾けてカーブを曲がる際、路面とのクリアランス(隙間)が最も小さくなるパーツの一つであり、ペグが路面に接触することを「ステップを擦る」と表現します。

フットペグが路面に接触すると、バイクがそれ以上傾かなくなり、車体の挙動が乱れる原因となるため、スポーツライディングにおいては、可能な限りフットペグを上方に位置させたり、短くしたりしてバンク角を確保することが重要です。

社外品のフットペグの中には、純正よりもスリムに設計されていたり、折りたたみ機構を持っていたりして、バンク角を稼ぎやすくしているモデルが多く存在します。

ペグ交換の際は、デザインだけでなく、ペグの全長や、路面からペグまでの高さ(純正比)を必ず確認しましょう。
自身の走行スタイルに合ったクリアランスが確保できるモデルを選ぶことが、より安全で快適なライディングを楽しむための鍵となります。

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